ワールドトリガー第122話感想 ~綾辻さん食べるの早い~

第122話 木虎 藍 ⑤

木虎ちゃんと修

木虎ちゃんは元ガンナーだった!…ということで。
B級に上がってからトリオンの少なさからオールラウンダー方向へと変わっていったんですね。
でも今のトリオン量は平均値とのことなので、訓練して増やしたということでしょうか。
模擬戦などの仮想空間では増えないみたいだから、相当実戦をこなしてきた…?と考えると頑張ったんだなあと。

メテオラを組み合わせるのは“今は無理”というのを見ると、木虎ちゃん的にはいずれは出来るようになるとの見解なんでしょうか…。
“上と勝負できるようになるにはあと2年は必要”とか、何気に評価している?
とっきーが『2年あればいけるとは思ってるんだ 意外』と思っていたり、綾辻さんが『ド正論だけどきびしい~』など口に出さなかったりキツイ言い方していなくても結構大概なんですよね…。ほんとのこととはいえ。

それでも修の『目標』から現実的な方向性を考えてくれてたんですよね。
言う気はなかったみたいだけども。
『親切にされることに慣れ切っちゃったの?』のところも、言おうかどうしようかちょっと迷った感じがあったし。

木虎ちゃんはトリオン少なくてきっと色々模索してチーム内で助け合ってきてるから修の方向性も考えられたんだろうなと。(黒トリ争奪戦でもとっきーに随分助けられてたし)
読者と同じ視点で、自分で点を取ることに固執する修にイライラしてたんだなあと思うと(笑)
菊地原だって『それは違うだろ』ってちゃんと言ってくれてたんですよね。

元々は自分でもそう感じていたところに菊地原に畳みかけられたから…というのもありますが…。
確かに一般的な上へ行くためのチームのあり方としてはそう言っていたけど、修個人に対しては『点を取れるように訓練する』というのに『違う』という返答を返しているんですよ。わざわざ自分からこれからの三雲隊の方向性を訊いた上で。
ものすごーーーくわかりにくいけど!散々ああ言っといてからのあの言い方だったし!
でも今回木虎ちゃんも言ってたけど自分から進んで懇切丁寧に教えてやる義理は彼にはなかったし、捻くれててコミュ障で人見知りなだけなんですよ…ゆるしたげて。

嵐山その他だって、根本的には木虎ちゃんと同じ見解だったと思うんですよね。前回修が落ちた時の反応からしても、ちょっとやそっと訓練したくらいでどうにかなるとは思ってない。
ただ『本人がやりたいと言うならやらせよう』っていう程度の。
その“親切”に甘んじている修を自分にも厳しい木虎ちゃんは許し難かったんですかね…。

三雲隊の深い事情を知らないんだから仕方ないけど、そこでストイックに現実的な方法を考えてた木虎ちゃんはすごいな。

ところでスパイダートリガーって銃とかで射出しないとダメなのかと思ってたらああいうトリガーだったんですねえ。あの銃は特注だったと。
トリオンの消費が少なくて、『相手(ヒト)に当てる必要が無い』には な、なるほどー!!! と感心してしまいましたね。修にピッタリ!

その他の人

二宮が出水に頭を下げて弟子入りしたという驚愕の事実まで発覚しましたが…。当時既にシューター1位だったというのに自分に足りない技術を教わるため…とは。
一体何を教わったんでしょうか? 合成弾?ハウンドのコントロール??
あのコマの感じだと拒否った出水を引きとめて頭を下げたんだろうか…
あとやっぱりトリオン量多いんですね。出水との差はどうなんでしょう。
ここの師弟関係も非常に気になる!

ところで綾辻さんはすっかり風間さんに次ぐ食いしん坊キャラ?
前のどらやきの時もそうだったけどほんの数コマで1個食べきっている…。
他の人より早く2個完食してるし。

まとめ

今回は前回までと違って修サイド一本でしたね。
いかに最近の修の方向性が間違いであったのかというのを突き付けられたというか、読者がもやもやしながら見てたのを代弁して軌道修正してくれたというか…。

遊真のワイヤー利用はとても楽しみですね。
やはり修に必要なのはサポート力。方向性としてはトラッパー寄り…?
楽しくなってきたのは何より。遊真も千佳ちゃんも楽しそうだし、そっちの方に気持ちが変化してきたのならきっと遊真も喜ぶんじゃないかと。
遊真は何か新しいもの習得するのかな?
伸びるスコーピオン少しやってたけど…
最後の方で何だか加古さんに捕まってましたが。
加古さんめっちゃ楽しそう……小さいデキる男がお好みで…(ランク戦解説で風間さんガン見してるの笑った)

余談・二宮隊

なんだろう…二宮が雪だるま作っててもおかしくない気がしてきた…(?)
二宮隊も隊員は隊長のこと大好きな予感するな~。
今回出てきたエピソードは加古さんに『貪欲』と言われる一端でしょうか。
こういう一面を知ると、鳩原のことも自分に出来る方法で頑張ってたのを認めていたんじゃないかなあと。

もし遠征に行きたい鳩原を汲んで遠征選抜を目指していたんだったら鳩原は余計に自分を責めたのかもしれないし、二宮は鳩原が主導で自分を裏切った(?)のではないという確証が欲しいのかもしれない。
そして本部にそれを証明したいのかも。鳩原が戻って来たときのために?

元々玉狛に来た時の言いようから『うちの子バカだからこんなこと出来るはずないんだ!絶対唆したやつがいるはずだ!』と言ってるようにしか思えなかったのでちょっとそんな風に思いました。

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